イライラするママにとっても、
かんしゃくを起こす子どもにとっても、
メリットがたくさんの【フィーリングボード】。
ママも、子どもも、
フィーリングボードで
論理的に気持ちのコントロールをしませんか?
🔹さくさく読む目次
フィーリングボードって何?
ハッピー/怒っている/悲しい
などの表情の絵が描かれたボードを使い、
感じている気持ちを言葉にするものです。
我が家のフォーリングボードはこれです。
※最初は、上の3つだけでしたが、
だんだんと増えていきました。
フィーリングボードのメリットとは?
大きくメリットはこの2つ
✔︎客観的に自分を見て、自制心を育む
✔︎論理的な思考をする練習になる
ボーク重子さんのお言葉を借りて
説明させていただくと↓
自分の感情を観察することで、
自分を客観的に
分析することができるようになります。
これも、
子どもの自制心を育むために大切な訓練です。
だって、
自分が怒っていると気がつかなかったら
その気持ちを自制しようとも
思えませんものね。
そして、
どうしてそんな感情を抱いているのか
論理的に分析します。
そうしているうちに、
論理的な対処法が見つかります。
ということです。
つまり、今の自分の気持ちを見つめて、
論理的に理解して、
自制心(自分をコントロールする力)を
養うということです。
「気持ちを言葉にして共感することが大切」と、
よく育児本で見かけますが、
フォーリングボードも
この「気持ちを言葉にする」という点で同じことです。
小さい子どもは自分がどんな気持ちなのか、
意外とよくわかっていないのです。
実際に、取り入れてみると良いことたくさん
🌟いいこと1
まず、ママが怒っている最中に使えます。
(“怒りの顔“を指差しながら)
「今ママ怒っているの!」
(“落ち着いた顔“を指差しながら)
「でも、少し立ったら落ち着くからちょっと待っててね!」
(心が落ち着いてきたら、“困っている顔“を指差して)
「ママね、さっきこんなことで困ってたんだよ」
と伝えてあげたり。
こうやって
気持ちってコロコロ変わってくことが
子どもにも明確にわかるようになって、
「今怒っていても、そのうち落ち着くわ」
と思ってくれます。
🌟いいこと2
こんなときにも使えます。
子どもが
かんしゃくを起こしたとき、
少し落ち着いた瞬間を見逃さずに
すかさず「落ち着いてきたね〜」
「さっきまで泣いてたけど、
もう落ち着いてきたんだね」
と声かけをしてあげます。
すると、
「私(僕)、落ち着いてきたんだ〜」と分かり
本当に落ち着いてくるんです。
🌟いいこと3
言葉が早い息子ですが、
いつもフィーリングボードで
感情を知っているからか、
1歳台のときに
「ヨーグルトがたべれなかったから
ひーくん(息子の名前)おこってる」
とムッとした顔をしながら言ってたときには
何て論理的だ!とびっくりしました。
ちゃんと論理的に
気持ちを伝えてくれるから、
子ども自身も気持ちを整理してできるし、
こちらも「そうなのね!」と分かって助かります。
今日からできるフィーリングボード
紙とペンさえあれば、
今日からできます。
我が家は、
ダイニングの横にいつも置いてあって、
朝ご飯のときに
「今日のご機嫌は?」
「どうしてその気持ちなの?」
と聞くことを習慣にしています。
最初は3つの気持ち
「ハッピー/怒っている/悲しい」
くらいからスタートして、
子どもと相談しながら、
気持ちの種類を増やしてみましょう。
そのとき、注意したいのは
どの感情を選んでも「いい」とか「悪い」という
判断をしないということです。
どんな感情を選んでも
気持ちを受け入れてあげてくださいね。
そして、ママ自身も
毎日、気持ちを選んで、
その理由を伝えてあげてください。
ママも自分の気持ちを論理的に考える癖ができますよ。
毎日のことなので、
いつも同じ回答じゃん!というときも続きますが、
それでも、着実に理由を考える力は成長していきます。
また、もちろん普段の生活の中でも、
「公園に行けるからワクワクしてるんだね」
「ドキドキ」
「がっかり」
「ほっとする」のような
やや複雑な感情にまつわる言葉も
かけてあげられると良いですね。
今回は、
【フィーリングボードで気持ちをコントロールする】
ということをご紹介させていただきました。
ぜひ試してみてくださいね。
あなたのイライラをなくすヒントになりますように。
🌟こちらもどうぞ