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ママのためのイライラトリセツ

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幼児には、あえて快適な温度で過ごさせないようにしよう

「裸育児」で有名なロシアのニキーチン夫妻の仰天子育て法。聞いたことがある方も多いかもしれません。我が家でも裸とまではいかなくとも、昨年からできるだけ冬は厚着させず、家でも床暖のみ、夏はクーラーの使い過ぎに注意するなどしてきました。でも、実際のところ裸育児までいかなくても、子どもにとっていいのは厚着か薄着かどちらがいいのでしょうか?今回は、その答えに迫るものを集めました。

🔹さくさく読む目次

子どもに環境ストレスを与えると、熱中症になりにくい体になる!

逆を言えば、クーラーの効いた部屋で育った子どもは、体温調節が苦手になり、熱中症になりやすい体質になります。15歳までの小児期は、自立神経の発達期でもあるので、一年を通して「快適すぎる」環境を与え続けることはよくありません。自律神経は、外界の環境変化という刺激が与えられて初めて育つからです。特に、0〜5歳の幼児期には、「暑い」「寒い」というメリハリのある環境ストレスを与えて自律神経を鍛えるべし!さらに、熱中症になりにくくするためには、2歳半までに暑さを経験させることが重要になります。汗を掻くための能動汗腺の数は、2歳半までにいかに暑さを経験したかによって決まるからです。

暑い環境下では十分汗をかいて体温を下げ、寒い環境下ではしっかり毛穴を閉じて体温を逃がさないでキープするという、体内の状態をいつも自律神経で一定に安定させる能力がしっかりつくと、熱中症などになりにくい体に育つのです。つまり結論は、夏はクーラーに頼りすぎず、冬は厚着させすぎないのが良さそうですね!

暑さ寒さに鈍い幼少期を大切にする

実際、冬を薄着で過ごさせてみて感じたことは、「子どもって、全然寒そうじゃない!」ということ。子どもたちは、冬を夏用肌着と薄手のシャツで乗り切りました。暖房は床暖のみ(床暖は手放せなかった…)さらに、寒い日に、突然思い出したように夏のワンピースが着たいと言い出した娘。「寒いからやめときなよ〜」と説得したものの、「薄着はいいことなんだよな〜」と思う気持ちもあり、結局娘に負け、外に着て行ったことがありました。冬に半袖&スカートで、見てるこっちが寒いくらいですが、娘は寒いの一言も発せず、普通に遊んでいました。娘も、息子も、薄着でも全くへいちゃらなのです。つまり、子どもって周りの温度に鈍感なのです。この寒さや暑さに鈍い時期に、体の許容を温度を広げてあげることが大切なのです。そして、「空気がキーンと冷たいな」「刺すような寒さだな」と、寒さを五感で感じさせてあげることもとっても大切なのです。

以前、公園に遊びに来ていたときに見かけた、超厚着パパ。その日は比較的ポカポカ陽気で過ごしやすい冬の日でした。しかし、そのパパは長めのモコモコダウンにフードをしっかり被り、フェイスカバー?で顔を覆い、とっても寒そうにしていました。「こんな寒がりの男性、なんか格好悪いな〜」と少し引いてしまった私。そのお子さんである男の子も、同じくモコモコダウンにフードを被せられ、遊んでいました。「この子も将来寒がりの男の子になるんだそうな…」と不憫になりました。

寒そうだから着せる、暑そうだからクーラーをかけるのがいい親じゃない

余談ですが、真冬に薄着をさせていると、親が白い目でみられることありませんか?

近所の公園に息子とゴーカードを乗った時のこと。とても寒い日だったので、私は、帽子に、マフラー、手袋と完全防備。かたや、横にいる息子は、薄手のシャツに、ベストを羽織っただけ。ゴーカート乗り場のおじちゃんが、息子の手を触り私に「やっぱり手がこんなに冷えてる!ママはしっかり手袋してるのにねえ」とチクリ。私には「こんなに薄着をさせて、ひどい親だねえ」と聞こえました…。

たしかに私は厚着しちゃいましたけど!でも、本当にひどいですか?子どもの将来を思ってあえて薄着にしているのと、なにも知らずに常に子どもに快適な環境にするのと、どちらがいい親でしょうか?

答えはもちろん、前者ではないでしょうか。「手がキンキンに冷えているのは、体温を外に逃さないための、体の正しい防御反応なんですよ〜、子どものために薄着をしてるんですよ〜」と教えてあげたくなります。しかし、これを知らない人が多いがために、世間からはたまに冷ややかな目線を浴びます。でも、先ほどのおじちゃんや世間の方にも悪気はありませんし、私だってもちろん悪くない。仕方がないことなんです。

だから、自分の子育ての筋を通そうとする上で親として「恥ずかしめを受ける」という覚悟を持つようにしています。

恥ずかしめを受ける覚悟ができれば、寒い時の話だけでなく、子どもが一生懸命履いた靴が左右逆でも、「少し出かけるだけだし、そのままでいっか!」と認めてあげられるし、頑張ってきた服が前後ろ逆でも「よく頑張ったね!」と褒めてあげられるようになりますよ❣️

 

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