IRATORI

ママのためのイライラトリセツ

f:id:KOKOLOLO:20200712152140p:plain

モンテッソーリ教育ってなに?幼児教室に通ってみた。

娘は満3歳、息子は2歳3ヶ月から、モンテッソーリの幼児教室に週1回で通っています。そのため、実は、私の育児の基本軸はモンテッソーリ教育がベースになっています。藤井聡太氏も幼少期に受けていたと言われるモンテッソーリ教育。そのおかげもあってか、最近、注目を集めているようなのです。今回は、モンテッソーリ教育ってなに?というところに焦点を当てて、ご説明していきます。

🔹さくさく読む目次

モンテッソーリ教育とは一体なに?

イタリア初の女性医学者・科学者マリア・モンテッソーリ(1870〜1952年)により、始められた教育です。日本では、藤井聡太七段の活躍によって広く知られるようになりましたが、実はそれより前、十数年前からビジネスパーソンの間で話題となり、お子さんをモンテッソーリ園に入れる方も増えてきたのです。なぜビジネスパーソンの間で話題になったのかというと、Google共同創始者のお二人、Amazon創始者Wikipedia創始者オバマ前大統領など、名だたる著名人がモンテッソーリ出身であるからです。欧米では、3割の子どもが何らかの形でこの教育を受けていると言われるほど、ポピュラーな教育法。しかし、残念ながら日本でモンテッソーリ教育を取り入れている施設は全体の5%未満と言われています(でも、諦める必要はありません)。

どんな教育法なのか?

モンテッソーリ教育の特徴とは

✔︎子どもの自己成長力を信じる

✔︎集中させることを大切にしている

✔︎敏感期に寄り添った活動のための環境整備に命をかけている

✔︎手先の運動にこだわり抜いている

✔︎制限のある自由を大切にしている

✔︎子どもの活動を「遊び」とは呼ばず「お仕事」を呼んでいる

簡単に説明しますと、「子どもには自分を成長する力=【自己成長力】があるのだから、大人はあれこれ教え込まず、子どもが自ら取り組む環境を提供すれば、子どもは自ら成長していく」という考えが根底にある教育法です。また集中すること(集中現象と言います)をとても大切にしていて、集中するためには、大人から「あれをしなさい」「これをしなさい」と指示され、決められた環境ではなく、子どもが自らやりたいと思える自由な環境が大切だとしています。そして、そのときの子どもにあったやりたいこと(敏感期と言われます)を準備するなど、大人が環境を整えることが大切だと考えています。モンテッソーリ教育を取り入れている施設では、様々な教具、例えば、ボタンを止める、物をつまむ、ハサミできる、水の汲み渡しをする、などの子どもの敏感期に応えるお仕事が棚にズラーっと綺麗に並んでいます。娘の通っている幼児教室では、年齢様々(モンテッソーリ教育では縦割り保育)な子どもたちが、「自由に選び、落とさないよう机へ運び、気が済むまでお仕事をしたら、きちんと決められた棚に戻す(制限のある自由)」ということがモンテッソーリを学んだ教師の見守りにより淡々と行われています。どんな教具を選ぶかは子どもに任せていますが、他の子が使っているものは、棚に戻されるまで手を出さないというルール(制限のある自由)なので、騒がしくケンカになることも少なく、また他の子にお仕事を突然奪われることもないので、安心して気が済むまでお仕事に集中できます。また、子どもにとっては、遊びではなく、お父さんが会社に行くという仕事と同じように重要なものだと意味づけするために「お仕事」という言葉が使われています。

さらに、モンテッソーリ教具は「手先を使うこと」にこれでもか!というくらいこだわり抜かれています。それは手先を動かすことは【考える力】を育むことになるからです。

モンテッソーリ教育を受けるとどうなる?

なんと、まあ!こんなに素晴らしい子に育つと言われています。

①自主自立性

②やればできるという自信と忍耐力

③器用で身のこなしが良い

④観察力、注意力がましている

⑤深い知識、高い技能

⑥作業を好む

⑦情緒が安定する

⑧親切と愛情、相互協力と奉仕の心

⑨規律を重んじ従順になる

松浦公紀『モンテッソーリ教育が見守る子どもの学び』より

 

大人の理解→環境の整備→集中→正常化した子ども(上記のようなとても素晴らしい子)という流れなのです。

手が届かない?

じゃあ、ぜひやらせたい!と思う方も多いのではないでしょうか?でも、モンテッソーリ園なんて近くにないし、近くにあったとしても教育費も高そう…うちには手が届かないわ。と考える方も多いかもしれません。しかし、モンテッソーリ教育を受けるためには、モンテッソーリ教育を実施している園や学校に入れなければならないのか?というと、そんなことは全くありません。なぜなら、モンテッソーリ教育で最も重視しているのは、「教具」以上に、「周りの大人の接し方」だからです。子どもの成長に重要なのは「人的環境(大人の適切な関わり方)」で、割合としてはそれが7割を占めるというのです。つまり、「物的環境(いい教具、教室に通えること)」が整っていても、接する時間の長いママが適切な接し方ができていなければ、効果は3割以下になってしまうということです。逆を言えば、モンテッソーリ園に通わせられなくても、ママが適切な接し方をすることができていれば、それだけで7割の効果が得られるということです。

🌟こちらからどうぞ 子どもが変わる!絶対に習得したい子どもへの接し方 - IRATORI

補足・子どもたちがモンテッソーリ教室に行くことになったきっかけ

娘を年少ではなく、年中から幼稚園に入れると決めた頃から、私と離れる練習を少しでもさせなくてはという思いで、そういう場を探していました。ほとんどの教室は、生まれた年月で、クラスが区切られ、娘は年少に当たるので、夕方のクラス、最初からもちろん親子分離クラスしかありませんでした。昼寝後の機嫌の悪さが半端ではなかったので、できれば午前中に通えるところ、そして最初は親子同伴できる教室を探していました。モンテッソーリ教室は基本的には年齢でクラスを区切りません。「概ねこれくらいの子」という区切りでクラスが運営されていたので、早生まれだった娘は浮くがありませんでした。そして、以前より本を読んで知っていたモンテッソーリ教育に興味を持っていたこともあり、調べてみると、車で15分ほどのところに、できたばかりの教室があることを知ったのです。その後、無事親子分離をすることもでき、私自身も毎週モンテッソーリ流の接し方を指導されることになり、娘は正常化に近づいていきました。(本当に娘が激変!)さらに、娘を送り迎えする際に、喋れるようになった息子も「行きたい」と1歳の頃から自ら言い出し、二人揃って行かせることになったのです。一人2万弱なので…二人通わせると、まあ〜高い!でも、幼少期は投資だと思い、貯金を使ってでもここにはお金をかけると決めたのでした。

 

ということで、今回はモンテッソーリ教育の基本的な情報をご紹介させていただきました。これからも書きたいことが山ほどあるので、少々お待ちくださいね!

🌟参考文献

🌟こちらもどうぞ

敏感期の話👉🏻ティッシュを全部を出しちゃうのは悪い子?(敏感期を知ろう) - IRATORI

年中から入園した話👉🏻ひといちばい敏感な子(HSC)って? - IRATORI