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ママのためのイライラトリセツ

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子どもが変わる!絶対に習得したい子どもへの接し方

前回、モンテッソーリ教育とは何か?ということについてご紹介させていただきました。その中でモンテッソーリ園に通うことができなくても、「大人の適切な関わり方」にすることでご家庭の中でも、十分効果が得られるとういうことをお話しさせていただきました。今回は、そのモンテッソーリ教育流「大人の適切な関わり方」について、ご紹介します!

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🔹さくさく読む目次

モンテッソーリ教育流「適切な接し方」とは?

次に紹介する3点をすることで、子どもは必ず良い方向へ向かっていくと言われています(正常化)。私も娘が3歳の頃から、このような接し方に近づけるように努力してきました。まだまだできていないこともあったり、分かっていてもできず…反省することも多いのですが、私の接し方が変わって3週間ほどで娘は目に見えて変化するのが分かりました(それまでの私の接し方は、今考えると子どもの成長を妨げるものばかりだったのです…)。これがモンテッソーリ教育で言われる「正常化」かあ!と思ったものです。正常化については改めてご紹介するとして、この接し方をあなたの「子育ての軸」にしませんか?子どもが正常化に近づくとすると、無駄にイライラすることも減りますよ〜!

ポイントは3点!

①肯定的な態度

②子どものことをよく観察して、見守る

③ときどき助ける

それでは、一つ一つ説明しますね。

①肯定的な態度

否定的な態度ではなく、常に肯定的な態度で接するのが好ましいのです。でも、実際は気を抜くと、すぐに否定語は出てきちゃいます…。でも、いつだって、子どもに悪気はないのです。だから、定期的にこの文章を読んだりして、意識する必要があります。ここでのポイントは以下7点。

✔︎肯定文で話す(×走らない! ○歩こうね、走らない方がいいよ)

✔︎叱らないで諭す(○ここは走っていいのかな)

✔︎非難しない(×あ〜あ壊れちゃったよ ○壊さないようにしようね)

✔︎共感する(○痛かったね)

✔︎大人の価値観を押し付けない(×早く文字を覚えなさい ○文字の敏感期がきたときに、練習できるようなものを用意してあげる)

✔︎イタズラは止めるのではなく、繰り返しできる工夫をする(○よくものを投げ出すなら、投げてもいい環境を用意する:例えば、家の中なら紙とテープで作ったボールはいくらでも投げてもいいなど)

✔︎「いつもと同じ」にこだわる気持ちに寄り添う(秩序感の敏感期:習慣・所有・順序・場所※一番下にリンクあり)

共感して譲歩しないことも大切

主導権は大人が持つことが大切です。例えば、お菓子を買って欲しくて、ひっくり返る我が子には、一貫して「買い与えない姿勢」でいることが大切です。「買って欲しいんだね〜。でも買えないよ」を繰り返すだけです。泣き叫び続けるなら、かついでお外で出る覚悟で!その場凌ぎで買ってしまえば、我慢する力を育ててあげられませんし、何よりこの先ママがもっと大変になります!最初の方は、言うことを聞かずにかんしゃくがおさまらないかもしれませんが、続けていれば、必ず良くなると信じて!

②子どものことをよく観察して、見守る

子どもを観察していると、ゆったーりとした時間の中で、大人が気にも止めないことに気が付きながら生きていることに気づきます。でも、意味のないことは一つもなくて、それこそ子どもの成長に欠かせない瞬間であることが多いのです。

モンテッソーリ教育におけるNG行動とは?

✔︎急き立てる(×早く! 基本的には忙しくないゆっくりした生活が望ましい、ただし本当に急がなくてはならない場面は、急ぐ理由を説明し付き合ってもらえばOK)

✔︎先回り(×言う前に与える ここはやるときやらない時のバランスが難しいところ!別記事に書いてます<一番下リンク参照>

✔︎禁止(×やったらダメ)

✔︎代行(×大人が代わりにやる、大人が決めて指示を出す)

✔︎やりたい放題(わがままにさせると集中しなくなる 社会のルールを守らせる)

✔︎構いすぎ(○手が空いたら遊ぶのではなく、呼ばれたら一緒に遊ぶ。自分の世界に浸ることを妨げてしまう)

✔︎泣いたらすぐ手伝う(○泣いても様子をみましょう)

寄り添い過ぎも逆効果

これらって、世間一般的に、いいお母さんと反対のこともあるように思いませんか?子どものためだと思って、鼻水が出ていれば拭いてあげ(代行)、キャップやお菓子の袋が開けられないからと予め開けておいたり(代行)、楽しく一緒に遊んであげなくちゃを常に一緒に遊んであげたり。まさに、私はそう思って、口にご飯を運んであげたり、子どもにやらせるより先に私がやってしまっていました…。それがいい親だと心から思っていたのです。だって、だいたいの育児本には、「とにかく子どもの気持ちに寄り添う云々」というものが多いし、おばあちゃんにもそういう考え方の人が多いからです。しかし、モンテッソーリ教育においては、寄り添いすぎも逆効果だとされていたのです!実際に育児をしていて、私もそれがホントだと直感的に感じます。でも、そのバランスが結構難しい!寄り添っちゃダメだからと言って、突っぱねたり無視するのもまた間違い。気持ちには共感して寄り添いつつ、手は動かさない。モンテッソーリ教育の幼児教室では、「心をかけて、手をかけない」という表現で教わりました。

③ときどき助ける

つまり、一言でいうと「できることは手伝わない」ということです。自分で食べられるのに食べさせる、時間がかかるから着替えや幼稚園を大人がやってしまうなどは自立を妨げ、依存心を育ててしまう行動例です。子どもにとっては、一つ一つがすごく難しいので、時間がかかります。そのため、それを待ってあげるということも幼児期は特に大切なのです。「ときどき助ける」これ、本当に超超超大切なことです。

実践する時のコツ

ステップ①「手伝って」と言われるまで、手伝わない

これは意外に難しい!!結構、子どもが何も言ってないのに、見かねて手伝ってしまってること多いはずです。ちょっと気にしてやってみましょう!手伝いたくても、グッと我慢です!!まずは、手助けの数を今までの半分にしましょう。

ステップ②「手伝って」と言われても、「ヘ〜そうなんだね〜」と受け流す

「できない〜」「やって〜」「手伝って〜」と言いながら、まだ子どもは手を動かし続けていて、次の瞬間「できた!」となることが結構多いものです。ここでも、手伝うのをグッと我慢ですよ!!今日も、納豆のパックを開けようとしながら「どうやって開けるの〜」という娘を、何度か受け流していたら、できていました。タレもいつもこぼしながら結局自分でやってしまいます(こぼしたら拭くまでさせましょう)。弟も、「お好み焼き小さく切って〜」と言いながら、受け流していたら一人で食べていました。こうやって、気持ちに共感しつつ、へ〜と受け流す(無視とは違う)と、子どもは自力で「できた!」につながり、できた時の嬉しそうな顔といったらもう可愛いです❤︎

ステップ③「手伝って」などを3回言われたら、手伝ってあげる。

本当にできないときは、子どもの手は作業をやめて、こちらに助けを求めてきます。そうしたら助けてあげましょう。それでも、全部助けるのではなく、子どもが少しでもできる余地、考える余地を残しておいてあげましょう。例えば、「靴下履かせて〜」には足の先に靴下をつけて、あげるのは子どもだったり、お菓子の袋を開ける時も、ママは切れ目を入れるだけだったり。こういったひと工夫で、あとの子育てはずっとラクになるんだそう!

💡ここでのポイント

もちろん、できるようになったことでもしなくなったりすることがあります。例えば、ずっと自分でお茶を注いできた息子は、最近「お母さん、お茶持ってきて〜!」と言ってきます。嫌だと断れば、足をジタバタ…。ということで、「手を繋いで一緒に行こうか」と言って同行するようにしました。こんなときは、子どもに手伝わせるという姿勢ではなく、基本は子どもがやり、ママが「手伝ってあげる」姿勢で手伝ってあげればOK。完璧を目指さず、ほどほどにやっていきましょう〜!

ちなみに!4人のお子さんを東大理Ⅲに合格させた有名な佐藤亮子さんのご意見では、自分でやらせる必要はないという持論をお持ちです。このように育児に関する情報には全く正反対の意見が存在するものです。「何が正しいか」ではなく、「何を選ぶか」なのです。私は、「できることが手伝わない」ことを始めてから、子どもたちのできることが増え、子どもが自分に自信を持てるようになっていると感じています。「できることを手伝わない」ことは、ママが子どもを一人の人間として尊重し信じているという姿勢なので、子どもも一人の人間として自立していく気がしてならないのです。だから、私は「できることは手伝わない」ことをしようと決めました。だから、これをお読みになっている方も、自分自身で考えて決めた道を進めばいいのです。違うと思えば、それでいい。やってみるなら、やってみる。やってみてダメなら、少し変えてみるというのも手です。でも、一度決めたら、コロコロを変えずにその道を突き進む方が子どもは戸惑いません。

日常生活が基本。子どものサイズに合わせる

「できることは手伝わない」は、基本的には日常生活のことが中心です。お茶を注ぐ、こぼしたものは自分で拭く、洗濯物は自分で片付ける、自分で服を選ぶなどです。ここでの重要なポイントは、子どもがやりやすい大きさややり方など「環境を整える」ということです。喉を渇いた時自分で飲めるように、お茶は冷蔵庫から取り出しやすい位置に、注ぎやすい大きさのポットに、こぼしたときに拭けるようにフキンを定位置に、服を選びやすいように子どもが扱いやすいタンスにして、量は少なめ、シールで場所を表示など、それなりに工夫が必要です。我が家は、最後はダイニングテーブルをちゃぶ台にして、配膳から片付けまで全て自分でやりやすいようにしてしまいました(あぐらがかけない主人は反対してましたが(笑))。そして、さらに重要なポイントは、出来栄えの不出来を言わないことです。例えば、服が前後ろ逆、靴が左右逆なんかは、自分で一生懸命やった結果なら、言わないことです。少し経つと、自分で気づきます。自分で気づけば、次はどうやって気をつけたらいいのか考えて、失敗をまさに成功の素にして成長していきます。親は恥ずかしいかもしれませんが、グッとこらえてお口チャックですよ!

日常生活が身につくまでに日数がかかる

時間はかかるけれど、ママが諦めなければ、無理難題でない限り、習慣になります。食べたあとの食器の片付け、2歳半の息子はちょうど2歳頃から私は言い始めました。言えばやる、言ってもやらない時期を経て、ようやく最近ほとんど「言わなくてもやる」というところまで来ました。習慣として定着してするまで半年もかかりました…。それまで、私が持っていた方が早いとなって、たまに私が持っていてしまって、やっぱりいかんと思って、テーブルに戻したり…、持っていかないならそのままにしておこうと次の食事が始まる前まで置いてあったり(これを持っていかないと食事は出てきませんということ)、持っていく途中でお皿を何枚割ったことか…(我が家はお皿の大切に扱わせるためできるだけ陶器)、などなど悪戦苦闘、試行錯誤しながら、ここまできました。2週間ほど前から、「あれ?もう持って行ってあるじゃん!❤︎」ということが増え、今は言わずにかなり持っていきます。娘の方は、幼稚園の準備を自分でやらせることに、入園1ヶ月間、悪戦苦闘しました。しかし、入園して2ヶ月経った今、あっという間に自分の用意を終わらせてしまうほどに!習慣になるには、4の日数かかると聞いたことがあります。例えば、4日、4週間、4ヶ月…。息子の場合は4ヶ月というか半年でしたが、娘は4週間でした。ということで、気長にボチボチ頑張っていきましょう!

最後に…

つっぱねたり、怒ってやらせるのは、NG。怒るくらいなら、ママがやった方がいい!それは間違いありません。それほど、怒ってしまうことは悪影響だということです。やらせようと思うほどに、子どもはやらなくなるものです。100%できるとは決して思わないことが大切です。「やらせる」と「助ける」のバランスは私にとっては結構難しいところですが、やはり「やらせなくては!」気張らないことがポイントのように思います。ということで、できることから始めてみましょう!

🌟こちらもどうぞ

敏感期についてはこちら👉🏻https://iratori.hatenablog.com/entry/2020/07/15/134410

秩序感の敏感期についてはこちら👉🏻https://iratori.hatenablog.com/entry/2020/07/15/223103

先回りについてはこちら👉🏻ねえ〜ママ〜!自分の側から離れない我が子への接し方 - IRATORI