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ママのためのイライラトリセツ

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感覚の敏感期

「感覚」が違えば、見える世界が変わってくるように、「感覚」は私たちが思っている以上に脳の働きに大きな影響を与えているそうです。今回は、モンテッソーリ教育からみる「感覚の敏感期」についてご紹介します!

モンテッソーリ教育からみる「感覚の敏感期」

赤ちゃんは感覚がまだまだ未熟です。例えば、1歳以下の子どももあれば、蚊に刺されても掻きむしることをしない子が多いですよね。それは、「痒いんだけど、どこが痒いが分からない」からです。ましてや、「痒い」と「痛い」の違いもよくわかっていません。そもそも「痒いのか痛いのかさえ分からなくなる」などということもあります。それは子どもの感覚そのものがまだまだ発達途上だからです。五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)が完成し洗練されるのは3〜6歳。この時期に五感の一つひとつを使うことによって、洗練させることができます。そして、五感を使うことによって、【考える力】を育むことができると言われています。そして、五感を使うのは、やはり自然体験の中がオススメです。「お砂は触ると汚いから、触っちゃダメ!」、(虫をじっとみている子に対して気に留めず)「早く来なさい!」などと、五感を磨く機会を奪ってしまうのはもったいないことなのです!

見る(視覚)の敏感期

走っていた子どもが突然止まり、足元の小さな虫を見つけしゃがみ込むなどがあります。うちの娘の場合は、公園に落ちているBB弾を走りながら突然見つけます。探そうと思って見ないと見つけられない大人と違って、探そうと思っていなくても見つけられるので、いつも驚かされます。ママの体力と気力と、時間の余裕がある限りでいいので、急かさず、ゆったり見守りましょう。

聴く(聴覚)の敏感期

トンネルの中で声を出して、声の反響を楽しむなどがあります。我が家の子どもたちに驚かされるのは、ヘリコプターや救急車の音などが大人より早い段階で聞こえることです。「あ、ヘリコプターだ」というものの、「え?そう?」と私が言っていると「ブロロロロロ」と聞こえてきます。大人が聞こえるより数秒先に子どもたちには音が聞こえて来るようなのです。そして、虫の音色に耳をすましたり、風の音を聞いてみたり、自然の中でぜひいろいろな音を聞かせてあげましょう。ちなみに、絶対音感を身につけられるのも、この時期なんですよ〜。

触れる(触覚)の敏感期

肌のスベスベした場所と、ざらざらした場所(もっぱら大人の肌)を比べてみたりすること、ありませんか?それは、触覚の敏感期だからだったのです。ヌルヌル、サラサラ、スベスベ、ざらざら、ゴツゴツ、トゲトゲ、チクチクなどいろんな物を体感してさせてあげましょう!野菜を触らせるのもいいですし、最近は、様々な素材に触れる絵本も販売されていますよね。虫が触れるタイプの子には、いろんな虫を触らせれば、五感を研ぎ澄まして使うことができますよ。蝶々の粉っぽい感じ、セミの力強い羽ばたき、カエルのベタベタ、ときにカマキリに噛まれる(笑)。また、裸足で砂場を歩いてみるなど、手だけでなく足でも触感を感じさせてあげることもいいですね。

嗅ぐ(嗅覚)の敏感期

花の匂いや野菜の匂いなど様々な匂いを嗅がせてあげましょう。ちなみに、敏感な娘は、夫の汗臭い匂いを嫌がります(笑)。

味わう(味覚)の敏感期

辛い、すっぱい、苦い物を、「から〜!」と顔をしかめながら、子どもってまた食べますよね。辛いと分かっていても、何度も確かめ用とするのは、敏感期にいる子どもならではのことです。「これはまだ早いから食べちゃダメ」と言ってしまうより、いろんな味を五感を使って感じさせてあげるといいですね。つい昨日も、2歳半の息子は、まさかのゴーヤを「苦い」と顔をしかめながらも、何度も何度も食べていました。こうやって「苦い」を体感しているのですね。

 

「そんなこと、放っておいても、わかるようになる」と思われるかもしれません。確かに、大人になればみんなある一定のところまでは成長します。でも、五感の敏感期である6歳までのうちに、あらゆる経験をするのとしないのでは、感覚の鋭さが違ってくると言われています。さらに、五感を感じることで、心も欲求を満たされ、精神的にも成長できるのだそうですよ!

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