台所でのお手伝いには、いいこといっぱい。目と手の供応性、注意力、量の概念(算数の概念)、人の役に立つ喜び、社会の一員だという所属の意識などが身につくと言われています。幼い頃は、手伝われると時間がかかったり、汚れて手前がかかったりとかえって大変ですが…大きくなってから急に「さあ手伝って!」といってもなかなかうまくいかないし、やりたがる幼い頃からこそお手伝いの習慣をつけてあげれば、あと楽です!
🔹さくさく読む目次
1歳から包丁を!?
モンテッソーリ幼児教室で台所のお仕事について教えてもらってから、出来る限りでやってきました。そのおかげもあって、娘も、息子も、私が料理をしていると、ちょくちょく「お手伝いする〜」と言って自然に台所にやってきます。基本的には、切る、さく、混ぜる、むく、潰す、もむ、焼く(裏返す)、軽量など、その時ちょうどやれそうなことを子どもにやってもらっています。今日は3歳になったばかりの息子がナスを切ったり、お好み焼きの粉を混ぜて、フライパンに垂らす作業をやってくれました。
包丁については、何度か怪我をすれば慎重になります。早めに怪我をさせましょう!といいながらも…、息子はなかなか怪我を間一髪のところで全然してくれません。皮一枚のところで血が出なかったり…。だから包丁の扱いが雑なのです!!娘はいい感じに3回ほど手を切り、今ではみていても安心できます。でも息子のときは、内心「怪我してくれ〜!」という思いと、「怪我しないで〜!キャー!」という思いで、毎回息子の包丁のときには、ハラハラドキドキです。そんな時には…「一歳から包丁を」という本がおすすめです。台所育児をする上での心構えや子育てについても書かれている良本です!!ただ、この本のタイトルのように1歳から包丁は早いのでは?というのが実際にやらせてみての所感です。2歳過ぎてくると徐々に切れるようになってきますが、3歳くらいでいいように私は思います。
本人にやる・やらないの自由を
基本的には自然にきたときに手伝ってもらうスタンスですが、やって欲しい時は「やる?」と聞いてやってもらいます。「やって」と強要するのは禁物です。私が育児の参考にしているモンテッソーリでは選択の自由を大切にしているので、やる・やらないは本人に任せ、やらない時は強要しないようにしています。だから、断られることもかなりあります。そして、やり出したら、出来る限り不要な手出し・口出しはしないように我慢我慢…我慢です!!特に、集中してくると、子どもは鼻息が荒くなったり、顔が歪んだりします(集中現象)。そんな時は多少間違っていても、本人が気付くまで見守りましょう。
でも、イライラしてしまうくらいなら、手伝ってもらわないほうがいいですよね。時間に余裕がない時なんかはイライラしやすいので、正直に「今は急いでいてイライラしちゃうかもしれないから、お手伝いはしなくていいよ」と正直に言っちゃいましょう!
以下、写真があるものだけですが、こんな感じでやっているという紹介です。部屋が散らかっていたり、子どもが服を着ていなかったり、適当さがバレますが!(笑)
スイーツ作り
↓ケーキのデコレーション
↓パン作り
↓クッキー作り
息子が始めてクッキーの型抜きをやったのは1歳半。はい、もちろんうまくできず、粘土のように爪楊枝をぶっ刺して粉を撒きまくって、パサパサのボロボロのクッキーができたな〜(笑)
↓お菓子の家キットでお菓子の家作り
↓白玉団子
野菜の下処理など
↓スナップエンドウの筋取り
息子のお気に入りのお仕事。娘は嫌いらしい(笑)
↓スナップエンドウは、ハサミで切れ込みを入れてあげています
↓そら豆の皮むき
↓舞茸をさく
↓ごぼうの皮むき
↓コロッケ作り
↓卵の殻むき
↓じゃがいもを潰す
↓人参の皮むき
↓する
他には、とうもろこしの皮を剥いたり、レタスをちぎったり。もうすぐ5歳になる娘は自分やお父さんのお弁当に食材を詰めたり、自分でできそうなことを見つけて色々とやってくれます。本当に助かる時も多くなってきましたよ^^
子どもの手にあった道具も用意することも大切
我が家ではこんなアイテムを使っています。ご参考程度に〜。
そのほか、踏み台もお子様にあったものを選んであげてくださいね!我が家はこちらを使っています↓
https://item.rakuten.co.jp/hrc/4945296012688/
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