おねしょをしてしまった我が子に対してどんな声かけをしていますか?
うちの娘は、5歳5ヶ月ですが、一向に夜のオムツが取れません。
3歳過ぎの息子はすでにパンツで寝れるのに娘はほとんど毎日・・・。わざとじゃないと分かってても、つい「早くとれるといいんだけどねえ」とチクリと小言を言ってしまう時も・・・。
でも、そもそも何でオムツが取れないんだろう?と思い、こちらの本を読みました。
この本を読んだら、何だかスッキリ!!
表紙の言葉↓からもわかる通り、
【ぼくたちこどもが「おねしょ」をするのはふつうのことなんだってさあ】
悩んでいる親御さんやそのお子さん自身を救う一冊です。悩んでいるのは、親よりも子ども自身だったりしますから、ぜひお子さんに読み聞かせて欲しいです(^^)
1996年の本なので25年も前の本ですが、保護者の不安を煽らず安心させてくれる良本。今回は、そんな『おねしょの名人』の内容をさくっとご紹介します。
🔹さくさく読む目次
おねしょのしている子はどれくらい?
小学校1年生だと、
ときどきおねしょ → 5人に一人くらい
毎晩おねしょ → 30人に一人くらい
けっこう多いよ〜!安心しましょう!
店頭のオムツの大きなサイズを見れば、ある程度需要があることも納得できますね。
絵本の中には小学校4年生でもしてる子がいるよとも書いてあり、小学校の間はおねしょしている子がいると認識してオッケーかと。
おねしょの原因は2つ
原因1 おしっこの量を減らすホルモンがまだ少ない
👉🏻夜寝てるときは、脳からおしっこの量を減らすホルモンが出ている。
👉🏻ところが、そのホルモンがちゃんと出ない子がいる。
👉🏻子どもは夜寝ている時「おしっこ」に起きるのはとても難しいので、おねしょをしてしまう。
👉🏻3歳くらいでたくさん出るようになる子もいるし、10歳になってたくさん出るようになる子もいる。
👉🏻だから、おねしょはふつうのこと。
原因2 膀胱がまだ小さい
👉🏻膀胱が小さいと、寝ている途中で膀胱がいっぱいになってしまい、おねしょをしてしまう。
👉🏻膀胱は子どもから大人になっていくうちにだんだん大きくなる。早く大きくなる子もいれば、ゆっくり大きくなる子もいる。
👉🏻だから、おねしょはふつうのこと。
おねしょは病気なの?
これまででお分かりの通り、
病気が関係していることもあるけど、大抵の場合は病気ではありません。
膀胱が小さかったり、ホルモンの量が少なかったりするのは、ふつうのこと。早く大人になる子か、ゆっくり大人になる子かというだけのことなので、気にする必要なし!
最後に、私も小さい時・・・
恥ずかしながら
私も・・・
小学校の間ずっと、たまにやらかしていました。
母に叱られるので
濡れたパンツを押し入れに隠したり(笑)
濡れた布団はそのまま畳んでしまったり…
(後でバレてもっと叱られる・・・!!)
当時の私は、
・「おしっこしないしないしない」
と暗示をかけながら入眠したり
・寝る前に何度もトイレに行ったり
・飲む量を控えたり
子どもながらにけっこう気にしていました。
それでも、してしまうのです・・・。
母親にも散々叱られました。
面前DV(←親同士のDVを見ること)もあったので
今まで私のおねしょは親のせいだ!
と思ってきました。
でも、娘の
一向にオムツが取れない様子を見ていると、
遺伝か??と思うようになりました。
私も中学生に入ればおねしょは
パタリとなくなりましたしね。
娘のおねしょもまだまだ続きそうです。
私と一緒なら小学校の間はずっと。
オムツという便利グッズに頼りつつ、
娘の気持ちに寄り添いながら
おねしょを見守っていきます!!!
あなたの子どもがおねしょをしちゃっても、あなたが子どもを責めて傷つけることがありませんように!
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